万田坑デジタルコンテンツ制作

取り組み紹介

万田坑は熊本県荒尾市と福岡県大牟田市に跨る三池炭鉱最大の坑口であり、2015年7月に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭作業」の構成資産として世界文化遺産に登録されました。本事業では、現在は埋められているため見ることができない坑口から地下坑道の世界をVRにて再現しました。また、タッチパネル(デジタルアーカイブ)により当時の炭坑生活を見せることで、見学者の炭坑に対する理解を促すとともに、満足度向上を目指しました。


〈第1回目 進捗状況〉
進捗状況

タッチパネル(デジタルアーカイブ)については、システム開発が終わり、現地施工を残すところのみとなりました。
令和3年12月に施工業者をプロポーザル入札方式にて選定し、現在はVRのモデリング(人物・物・背景)を行っています。今後は、絵コンテ等で内容を詰めた後、システム開発と並行してアニメーション調整等を行う予定です。
タッチパネル(デジタルアーカイブ)については、テキストやUIデザインの制作と並行して機材の手配やシステム開発を進めています。(令和4年2月時点)

<デジタルアーカイブ制作イメージ>
万田坑には多くの訪日外国人が来訪しており、地下の世界や炭坑の生活をビジュアル的に理解できるようタッチパネル(デジタルアーカイブ)を整備します。


<VRコンテンツ 坑道内切羽>
時代考証を行いながら地下坑道をCGで再現しています。切羽とは地下坑内で石炭を採掘する現場で掘り進めている坑道の先端に位置します。


<VRコンテンツ 作業員休憩の様子>
時代考証を行いながら全てCGで制作しています。作業員の動きはリアルになるよう、元炭鉱マンから監修を受け、実際の人の動きをモーションキャプチャする予定です。


<VRコンテンツ 人車乗り場>
人車乗り場とは地上の坑口から地下へ降りた後、坑道を移動する坑内電車(人車)に乗降する場所です。
VRでは、ここから坑内電車(人車)に乗って進んで行きます。


<VRコンテンツ 坑道内>
時代考証を行いながら石炭採掘現場までの地下通路全てをCGで再現しています。



〈第2回目 進捗状況〉
進捗状況

タッチパネル(デジタルアーカイブ)については、システムの作製が完了し、現地施工を残すのみとなりました。令和4年3月末に完成の予定です。VRについては、ナレーション収録が終わり、あとは最終チェックと現地施工を残すところのみとなりました。令和4年3月末に完成の予定です。(令和4年3月中旬時点)

<デジタルアーカイブ ホーム画面>
万田坑は三池炭鉱最大の坑口で、世界文化遺産に登録されています。地下の世界や炭坑の生活をビジュアル的に理解できるようタッチパネル(デジタルアーカイブ)を整備し、訪日外国人含む来場者の満足度向上を目指しております。


<デジタルアーカイブ AI復元写真>
タッチパネル(デジタルアーカイブ)のAI復元写真です。オリジナルのモノクロ写真をカラライズAIの活用により、色情報を復元して閲覧可能としております。


<VRコンテンツ 坑内電車(人車)>
地上の坑口から地下へ降りた後、坑内電車(人車)に乗車して採炭現場であるへ向かって進んでいく様子となります。
VRでは、ここから坑内電車(人車)に乗って進んで行きます。


<VRコンテンツ 発破>
VRの発破のシーンです。発破とは採炭するために石炭層をダイナマイトで爆破することを意味します。


<VRコンテンツ 作業員休憩の様子>
炭鉱マンは1日24時間を3交代で作業しており、休憩時はこのような場所で休息をとっていました。


<VRコンテンツ コンベア積み込み>
採炭した石炭をコンベアに積み込み地上へ搬出していました。