国宝根本中堂 先端技術活用情報発信事業

取り組み紹介

世界遺産である延暦寺では、2016年より10年をかけて国宝根本中堂の大改修工事を行っています。
古来より伝承されてきた文化財修理技術により修理が行われる様子を身近に触れていただくため、最新技術を活用したコンテンツを整備しました。
VRでは、通常立ち入ることのできない部分も含めて文化財を自宅から隅々まで見学可能にし、参詣の際にはARを利用して工事の進捗状況との比較し実感することによってより満足感が味わえます。

事業経過と今後の取り組み

マターポートによる3D測量と4K画像によるウォークスルー作成により、自由自在に文化財の見学が可能です。また、AR技術を用いた立体的な映像を通じて、伝統的文化財建築の修理技術を体感することが出来ます。国宝である根本中堂をご覧いただくことは勿論、数十年に一度という大改修に焦点を当てた取り組みであるため、今しか残すことのできない様子をご覧になることができ、修理の進捗にあわせてお楽しみいただけます。(令和3年11月時点)

ポスター

修理中でも修理前や修理後の様子を体験できます。